運営組織について
ゆきのうら.netは「NPO法人雪浦あんばんね」と、非営利型の「株式会社ゆきのうら」の二団体で運営しています。雪浦の地域資源を生かしながら、都市部との交流人口を増やし、移住を促進し、地域を活性化する様々な活動・事業を行っています。
NPO法人雪浦あんばんね
地方は、過疎化、少子高齢化が進み、将来の存亡が危惧されています。この課題に対処するために、「NPO法人 雪浦あんばんね」を立ち上げました。
海、山、川に恵まれた豊かな自然と、雪浦の人々の暮らしの場を開放し、訪れる側、迎える側、双方が共に楽しめる、顔の見える交流を目指して1999年に始まった「雪浦ウィーク」は、毎年雪浦の魅力を発信し続けています。そこからさらに、年間を通して地域に密着した活動に発展させていくことが、今、我々に求められています。
また、2014年に総務省の過疎集落自立支援事業を受けて、拠点「ゆきや」を整備することができました。地域資源を生かしながら、都市・農村交流人口を増やし、移住を促進し、地域を活性化する様々な活動・事業をここから行っていく所存です。「あんばんね」とは、「遊んでいきませんか」という雪浦の方言です。
赤ちゃんからお年寄りまで、心豊かに暮らせる益々素敵な田舎を目標に、真の地域おこしを目指します。
主な活動
情報発信
情報誌「ゆきのうら」やウェブサイト「ゆきのうら.net」によって、雪浦の魅力を広く発信。併せて毎年5月に開催するイベント「雪浦ウィーク」の情報も提供しています。
移住窓口
子育て、第二の人生など、田舎暮らしを求める移住の相談に対応します。空き家対策にも取り組んでいます。
ゆきや
NPO法人雪浦あんばんねが運営する「雪浦の集いの場」です。ここには、カフェ、ギャラリーのほか、雪浦で生産された様々なものがそろっています。2階には、ワークショップ、スクール、会議などに使用できるオープンスペース(有料)があり、雪浦地域を盛り上げるための活動拠点となっています。
雪浦ゲストハウス 森田屋
雪浦で初めてのゲストハウス・森田屋は雪浦村時代の村長宅だった築90年の古民家です。その後森田さんが住んでいたことから、森田屋と名付けました。国道から少し入った雪浦川沿いにあり、雪浦散策には最適の立地。2階建てで、昔ながらの土間を入口に1階はオープンカウンターのカフェやイベントスペース、2階にはドミトリーの2部屋と個室1部屋が皆さんをお迎えします。
あんばんね農園
長崎県の小さな楽園事業の中で、2016年10月より、上の瀬地区の耕作放棄地解消事業に取り掛かりました。棚田約1.4ヘクタールを開墾して転作作物を栽培しています。
マルシェと健康教室
毎月第4土曜日の10時から13時、「ゆきや」駐車場でマルシェを開催。「安全でおいしいもの」や「心のこもったいいもの」を販売するこだわりの店舗が雪浦内外から出店。
基本情報
法人名
特定非営利活動法人 雪浦あんばんね
代表者
渡辺督郎
所在地
〒857-2328 長崎県西海市大瀬戸町雪浦下釜郷504
設立認証年月日
2015年05月21日
定款に記載された目的
この法人は、過疎化、少子高齢化が進行する地域社会に対して、地域資源を活かし、国内外の交流人口の増加、移住促進、地域住民の元気を促し、地域を活性化する事業や、健康と福祉に関する事業を行い、地域社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。
活動分野
- 保健・医療・福祉
- まちづくり
- 観光
- 農山漁村・中山間地域
- 学術・文化・芸術・スポーツ
- 環境の保全
- 国際協力
- 子どもの健全育成
- 経済活動の活性化
- 職業能力・雇用機会
法人番号
9310005007835
活動報告
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
沿革
1998年 雪浦ウィークの種
堤裕亮(陶芸家)が、雪浦に移住してきたことから初窯開き展を開催しました。そして、3人展(堤裕亮、田中武志、渡辺美佳)、春の窯開き展などを開催してきました。友人、知人など多くの人たちが、雪浦を訪れてくれました。遠方からでも雪浦へ人が来てくれることがわかりました。これが、雪浦ウィークを始める種となったのです。
1999年 初めての雪浦ウィーク
4月、渡辺督郎が雪浦ウィークを発案し、前述3人に加え、川添成行、濵﨑隆生が賛同し、会長川添成行、事務局長渡辺督郎で、雪浦ウィーク実行委員会を立ち上げました。そして第1回雪浦ウィークを7月に開催。1週間、雪浦を解放するという意味で雪浦ウィークと名付け、13店舗が参加しました。
2001年 GW4日間の開催へ
第3回雪浦ウィーク、この年からゴールデンウィークに4日間の開催となりました。
2009年 長崎県地域文化賞受賞
12月に長崎県地域文化賞を受賞しました。
2010年 通り名看板の設置
国土交通省通り名事業が採択され、通り名の看板設置、雪浦歴史通りマップを作成しました。
2013年 総務省・全国過疎地域自立促進連盟会長賞受賞
10月、総務省・全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞しました。この時、大臣賞クラスの全国レベルの高さを思い知ったのです。年に1回の雪浦ウィーク活動から、年間を通した活動へと展開していくことになりました。
2014年 総務省・過疎集落等自立再生対策事業採択
総務省の過疎集落等自立再生対策事業に応募、空き店舗を活用した事業『雪浦あんばんね交流事業』が採択されました。
2015年 ゆきやオープン
4月採択された総務省・過疎集落等自立再生対策事業で、空き店舗宮下商店を改装し、カフェ・レストラン『ゆきや』をオープンしました。地域の方が気軽に立ち寄れる場として、1階は、パン工房・カフェ、ギャラリー、2階は多目的に活用できるスペースとしました。そして、この『ゆきや』を拠点施設として運営しながら、移住相談窓口、雪浦の情報発信等の事業を展開していくために、特定非営利活動法人雪浦あんばんねを6月に設立しました。
また、年間を通した活動のひとつとして、「マルシェde あんばんね」をゆきや駐車場にて、毎月第4土曜日に開催することになりました。
2016年 笑顔あふれる地域イベントアワード優秀賞受賞、長崎県小さな楽園交付金事業採択
7月、NPO法人子ども文化地域コーディネーター協会主催の笑顔あふれる地域イベントアワード優秀書を受賞。10月には、NPO法人雪浦あんばんねが、長崎県小さな楽園交付金事業に採択されました。空き家活用ゲストハウス整備事業(雪浦ゲストハウス森田屋)、上の瀬耕作放棄地解消事業(あんばんね農園)、マルシェと健康教室開催事業、研修事業、特産品開発事業、移動販売・独居老人見守り体制・コミュニティバス等調査事業に取り組んでいます。
2017年 農林水産省農山漁村振興交付金事業(農泊推進事業)採択
NPO法人雪浦あんばんねが、農林水産省農山漁村振興交付金事業(農泊推進事業)の採択されました。体験プログラム造成事業、産品開発事業、広報プロモーション事業、人災活用事業(研修生)。
2018年 地域おこし協力隊の着任
1月、地域おこし協力隊渡辺朝子が、雪浦ゲストハウス森田屋の番頭役として着任しました。
入会について
入会のご案内
当法人の設立趣旨に賛同される方、共同で課題に取り組んでいこうという方を対象に、会員を募集しております。幅広い方面の方々の参加をお待ちしております。
会員および会費について
■個人会員
この法人の趣旨に賛同して運営に参加する個人。総会での議決権があります。
入会金:2,000円 年会費:3,000円
■法人会員
この法人の趣旨に賛同して運営に参加する法人。総会での議決権があります。
入会金:5,000円 年会費:5,000円
■サポート会員
この法人の趣旨に賛同して運営をサポートする個人。総会での議決権がありません。
入会金:なし 年会費:2,000円
会費振込先
■ゆうちょ銀行
記号:17670 番号:13356831 登録名:ユキノウラアンバンネ
■親和銀行
大瀬戸支店 普通 3015598 ユキノウラアンバンネ
入会方法
以下の入会申込書(Wordファイル)にご記入の上、メールに添付して info@yukinoura.net までお送りください。
株式会社ゆきのうら
2017年10月にNPO法人雪浦あんばんねが農林水産省の農山漁村振興交付金事業、農泊推進事業の採択を受け、インバウンドを受入れることができる農泊推進事業に取組むことになりました。農水省の農泊推進事業を継続していく上で、地域協議会を設立することになっています。この雪浦地区ではこれまで観光地域づくりを進めていく上で、雪浦ウィーク実行委員会が主体となって取り組んでいたので、この実行委員会を中心として、雪浦ニューツーリズム協議会を2018年3月に設立しました。そして、2020年この雪浦ニューツーリズム協議会が、長崎県観光振興課の『住んでよし、訪れてよしの観光地域づくり』構想事業に取組むことになりました。そして、2022年3月に採択を受け、2022年6月雪浦ニューツーリズム協議会を法人化して、非営利型の株式会社ゆきのうらを設立して、住んでよし、訪れてよしの観光地域づくりに取組むことになりました。初代社長に、音浴博物館館長中村昌彦氏が就任しました。
主な活動
交流事業
都市部と農村部の交流促進を目的として、地域に密着した様々な事業を行っています。毎年5月に開催するイベント「雪浦ウィーク」を主催しています。田舎暮らし体験、国際交流にも取り組んでいます。
ゆきのうら星空コンサート
角力灘(五島灘)に夕日が沈む時間は、だいたい5時半ころ。真夏に比べ少し弱々しくはなっても 何もない海沈んでゆく夕日は、一面を赤く染める。徐々に 闇がつよくなり、空や海が赤から紫のような深い色に変わってゆくその変化を眺めながら全身に音浴博物館のアナログレコードの音を浴びる。あたたかいコーヒーを飲みながら、星空散歩もできます。
雪浦藝術祭
秋の行事として真光寺の子ども報恩講(音楽法要)と融合し、真光寺を拠点に開催。学童や保育園児の日頃の活動を地域の方々に見て頂いたり、コンサート、日本画、写真等、地域の方々の作品を展示しています。
基本情報
法人名
株式会社 ゆきのうら
代表者
中村 昌彦
所在地
〒857-2328 長崎県西海市大瀬戸町雪浦下釜郷504
設立認証年月日
2022年06月13日
定款に記載された目的
- 田舎暮らし体験、各種アクティビティ提供事業
- 空き家の改修及び賃貸、その他空き家活用事業
- 住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊事業
- 観光地域づくりに関するイベント運営事業
- 酒類の輸出入、卸売り及び小売業
- 旅行業法に基づく旅行業及び旅行業代理業
- 前各号に付帯する一切の業務
法人番号
3310001017901