2019年 令和元年の雪浦くんちは、10月19日と20日です。
夜になると、雪浦の集落には、くんちの練習の笛と太鼓の音が響きます。
大太鼓はしゃぎりの花形!中学生以上のお兄さんが叩きます。
しめ太鼓は、低学年が太鼓をからい(背負い)、高学年が叩きます。
こうして、子供たちは、体でリズムを覚えていきます。
子供たちを見守り、手取り足取り、教えてくれるのが、地域の大人たち。
もう少し大きく回ったらいいよ・・・、そこで高く跳ねて・・・。
より良い演技を求めて、一つ一つの動きを確認していきます。
くんちまで、子供たちと大人たちの想いがここで響きあうのです。
途中の休憩時間は、楽しいね!! 子供たちは大はしゃぎ!
大人たちもホッと一息。
雪浦の伝統はこうしてはるか昔から引き継がれてきたのですね。
雪浦のしゃぎりは、「砂切」と書きます。砂を切るように激しくジャンプして叩くことから、砂切→しゃぎり となったと聞きました。長崎くんちのしゃぎりを調べてみると、「砂切」とは、書かずに「シャギリ」と書いています。このように雪浦のような華やかなしゃぎりは大変珍しく、朝鮮半島から伝わってきたのではないかという説もあります。
雪浦くんち2019 砂切(しゃぎり)の練習
雪浦の伝統はここにあり!!
どうぞ、10月19日、20日の雪浦くんちをお楽しみに。
今年は、龍踊の奉納があります。詳しくは、また後日・・・。