8月20日、ゆきや2階にて、「国土交通省による半島振興連携促進調査」ということで、移住、定住促進のためのワークショップを行いました。
雪浦は、移住者が多いところです。私自身も、13年前に移住してきました。
この日は、Iターン、Uターンの方が、雪浦のどこに惹かれて移住を決めたのか、移住してくるときの不安はなにか・・・という内容でした。
雪浦が好きで、移住してきた人ばかりです。雪浦を語りだしたら、とまりません
付箋に、思いつく言葉を書いて、模造紙に貼っていきました。
雪浦の魅力・・・・・
人、海、山、川、自然がいっぱい、里山の美しさ、小学校、子育て環境、農業、人の優しさ、寛容性、文化、伝統、歴史・・・・
このようなワークショップをする時に、海、山、川と、揃って上がってくるところも珍しいそうです。雪浦の魅力は、「山があって、川があって、人が住んでいる集落があって、その先に海がある」、というひとつながりの自然の姿の中に、人が住んでいるというところです。そして、よそからの人を受け入れてくれる寛容性があります。私も、たくさんの優しい方々に助けていただき、受け入れていただきました。そして、地域に息づく伝統と、刻まれた歴史。新しく変化していく文化。地域の方に見守られて愛されている小学校。
移住のきっかけ・・・・・
土地の人に相談して、結婚・・・・
ここに住みたいな・・・と思っても、雪浦には不動産屋さんがないので、そこから先に進むのは、地域に知人がいないと、なかなか難しいです。私も、雪浦の無農薬野菜を宅配してくださっていたHさんに相談して、雪浦の方と引き合わせていただき、その後も沢山の方の助けをいただき、ここに住むことができました。移住希望者と地域の人を結びつける手段の確立が大切になってくると思います。
不安・・・・
地域に合うか合わないか、収入の確保、コミュニケーション、信頼関係、買い物、車がないと生活できない、仕事、子供の進学、病院・・・・・・
挙げられた不安は、移住前に抱いていたもので、移住してきてみたら、心配する事ではなかったようです。しかし、隣の住人の顔も知らないような都会と違い、田舎は、コミュニケーションがとても大切です。私が移住してきて最初に驚いたことは、用事があるときに、メールや電話だけで済ますのではなく、わざわざ訪ねてくることでした。信頼関係を築いて、助け合って暮らしていく。雪浦はそんなところです。移住するときには、こういう田舎の常識を守る覚悟も必要だね・・・という話も出ていました。
今後の移住対策、空家対策等の行政サービスに活かしていってほしいです。