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あけましておめでとうございます。  雪浦 中区の鬼火焚き

新年あけましておめでとうございます

雪浦は、中区、南区、西区、北区、河通、奥浦、幸物、小松と小さな地区に分かれています。

お正月、それぞれの地区で、鬼火焚きが行われます。日にちも時間も、地区ごとで違います。

私の住んでいる中区では、3日の8時から、鬼火焚きが始まりました。

(私が引っ越してきた13年前は、朝の6時から始まりました。部落の人と、真っ暗な中で、真っ赤に燃える火を見つめていると、なんだかとっても神聖な気持ちになり、新しい年が始まったんだ!!と、気が引き締まりました。なかなか朝6時には、人が集まりにくいということで、今では、8時からになっているようです。)

真ん中に竹を立てて、木や竹で囲んでいます。昨年のうちに、部落の男衆が準備をしてくれました。火をつけると、勢いよく燃えだしました。

部落の人が、次々と集まりだします。「明けまして、おめでとうございます。」「今年もよろしくお願いします。」。

新年に、こうして顔を合わせ、新年のご挨拶ができるんです。とてもいい風習ですね

この火に、門松や昨年のお守りやお札を投げ込んで、一年間無事に過ごせたことを感謝します。

今年のお正月は暖かかったですが、やはり朝は冷え込みます。でも鬼火の周りはぽっかポカ。顔が熱くて、ほてってきます。

時々、竹が、パーンと大きな音を立てます。昔は、子どもたちが、この音に合わせて、「おんのほねー」と、叫んだそうです。

一時間くらい経つと、大分燃えてしまいます。そうすると、それぞれ持ち寄ったシートや椅子を並べ、網に、お餅やソーセージ、ハムなどを並べ、鬼火の灰で焼きます。

縁起のいい鬼火にあたって、鬼火で焼いたお餅を食べて、 きっと今年も、いい年になります

 

お酒を飲みながら、焼いた餅を醤油につけてノリで蒔いて・・・。家族で語り、ご近所で語り・・・・この日は、ここで、みんなで朝ごはん

本当に楽しいひと時でした。

今年も、どうぞ、よろしくお願いします。


ゆきや

MORITAYA

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