今朝の長崎新聞に載りました。
雪浦のアカウミガメ・・・ふ化、まだかなぁ
これまでの経過をまとめてみますね。
① 6月7日 足跡発見 (9日、卵確認。126個産卵、113個移すー13個割れる)
② 6月29日 足跡発見 (29日、卵確認。そのまま)
③ 7月16日 足跡発見 (16日、卵確認。131個産卵、129個移すー2個割れる)・・一斉浜掃除
④ 8月1日 足跡発見 (1日、卵確認。そのまま)
⑤ 8月15日 足跡発見 (卵未確認)
⑥ 8月16日 足跡発見 6箇所の穴 (17日、6ヶ所のうちの1つ ②,⑤の近くの穴 卵確認。6ヶ所のうちの5つは 浜の中央にあり、3ヶ所は掘ってみたが卵は未確認、2ヶ所は未確認)
産卵の穴は、これまでに計11ヶ所。うち、卵を確認できたものは、6ヶ所。
さて、最初の産卵があってから、今日で75日です。
アカウミガメの産卵からふ化までの日数は、55日から75日と言われています。
産卵からの積算温度がふ化までの日数と関係があるといわれていて、温度が高ければふ化までの日数は短く、低ければふ化までの日数は長くなります。今年は、夏の初めは涼しかったので、長引いているのかもしれません。
ふ化は80パーセントの確率という報告もありますが、砂の中の水分量が大切で、乾燥していたり、塩分濃度が高かったり、また、水分が多すぎても、卵が死んでしまうそうです。
面白いことに、アカウミガメは、気温が低いと雄が多く、気温が高いと雌が多く生まれるということです。自然の神秘ですね。
早く、赤ちゃんカメが、海に帰っていく姿をみたいですね。