くんち2日目は、下宮(川上神社)から始まります。
1日目は、夜の直会(なおらい)の用意があるため、多くの女性は、くんちを楽しんでいる時間が、あまりありません。
でも、2日目のくんちは、ゆっくりと楽しむことができます。今日のお宮は、昨日より多くの人で賑わっていました。
下宮では、還幸祭(かんこうさい)と呼ばれる神事が行われ、舞姫による舞が奉納されました。
のんびりと時間の流れる下宮。
みんなが待っているのは、砂切(しゃぎり)と獅子舞です。
砂切(しゃぎり)が秋空に響きます。
そして、獅子舞。西区の奉納踊り 獅子舞、今日が見納めです。
もってこいの声に、1番から3番続けての舞です。2番目の、花吹雪を散らして舞うところは、見所です。
今日の3番は、特別に6頭の獅子が一緒に舞いました。 ド迫力の8分23秒お楽しみください。
舞う方も、命懸け。見る方も、その一瞬一瞬を見逃さないように 真剣に見つめました。
素晴らしい奉納踊りでした。西区のみなさま、ありがとうございました。
今日も、祝い餅まき。子供たちが群がりましたよ。大人も結構真剣に、取り合っちゃっていました
下宮の境内で最後の砂切が行われ、行列は、下宮を出発しました。上の熊野神社までの賑やかな行列が続きます。
聞こえてくる笛と太鼓は、道囃子(みちばやし)。これも、雪浦くんち特有のものです。
下宮から上の熊野神社まで、800メートルほどの道のりですが、1時間位かけて、ゆっくりと進んでいきます。
今年の可愛い舞姫の4人です。
途中、2ヶヶ所で、砂切が行われます。
子供たちは、芝や鏡などの小物を持って歩きます。
美しい行列です。
惚れ惚れするような、厳かで美しい行列です。私は、この長い行列が好きです。
必ず毎年、ここで砂切があります。みんなは、それを知っていて、この場所で行列を待っています。
狭い道ですが、大太鼓は、ぴょんぴょん飛び跳ねて、勇壮に舞います。実にかっこいい
こうして、今年も御神体は熊野神社へ戻りました。
お宮へ登る階段の下の広場では、再び、獅子舞が舞いました。
熊野神社の境内では、最後の最後の砂切が行われ、これで、今年のくんちも幕を閉じました。
こうして、雪浦の伝統は、今年も受け継がれていきました。
雪浦のくんちを未来へ伝えていくのは、この子達。頑張れ!!雪浦っこ