1月21日は、恒例となりました、雪浦小学校一年生の凧作り教室でした。雪浦小学校は、多くの地域の方をゲストティーチャーとして学校に招き、子ども達の教育に地域の力を活かしています。
この日はとても寒い日でした。一年生は4人。広い教室で、少人数で行うのは寒いだろうと、校長先生の提案で、この日の凧つくりは、校長室で行うことになりました。
今日のゲストティーチャーは、長年、凧を作って、日本、世界のあちこちで凧を上げてきました、藤田祐幸さんです。(私の父です)
日本の伝統の凧を、本物の材料で、作ります。
和紙は、みなさんもご存知のとおり、無形文化遺産に登録されました。
日本の伝統的な手漉きの和紙技術が、世代を超えて受け継がれ、地域社会のつながりを生んでいると評価されてのことでした。
これは、偶然、古本屋さんで見つけた古い本です。なんと、物理学の最初の教科書とのこと。
この和紙の本、大変古いものなのに、しっかりとしていて、持ってみるとフワッと軽いんです。和紙の丈夫さと質のよさがこの一冊の中にも現れていますね。
今回の凧作りに使った和紙は、京都の黒谷というところで作られている大変貴重な紙で、破けにくく、丈夫なものです。
黒谷は、京都に残る数少ない紙郷です。 機械化が優先される世の中で、変わらず昔の手法を残し、自然のままに作る伝統技術を守る和紙の秘郷として、知られているところです。
子供たちは事前にこの和紙に絵を書いています。この日は、これを凧に仕上げていきます。
一つ一つ作り方をみせてもらい、自分でやってみます。
和紙に竹を張って・・・・
お顔は真剣
飛び出した骨を切ってもらって・・・
針に糸を通して・・・・
ほら、こんな難しいこともできました
出来上がりはいチーズ
寒い寒い日でしたが・・・凧は風に乗って、上がっていきます。
空高く上がりましたよ
最後に子供たちから金メダルみんなニッコニコ