いよいよ雪浦くんち一週間前となった10月14日。
雪浦小学校体育館にて「人数揃い-にんぞろい」が行われました。「人数揃い」とは、演し物の稽古が仕上がり、準備が整ったことを地域の方々にお披露目をするもので、本番前のリハーサルのようなものです。本番の衣装を着けて、本番の流れで行ってみて、感触をたしかめ、残り一週間で、さらにいいものへと仕上げていきます。
今年の踊り町である中区民を中心に、たくさんの方が集まりました。天候が良ければ、屋外で行う予定でしたが、残念ながら雨がぱらついていたため、屋内で行いました。本番さえ晴れてくれればいいのです!!神々に奉納する「豊年太鼓」。きっと本番は晴れるように、雪浦の神々が守ってくれるでしょう
中区の青年を中心に、雪浦の15名のメンバーによる豊年太鼓。座長の市場徹さんを中心に、練習に取り組んできました。
7年前の中区の豊年太鼓とは、また違ったものに仕上がっています。伝統とは、守るものでなく、伝えられて来たものを土台にして、その時代時代で新たに創り上げていくもの。時代に合わせて、変化し続ける伝統こそ、生きている伝統なのだと、進化する『豊年太鼓』を見ていて感じました。
そして、この子たちが大人になった時、体に染み込んだこの伝統が、新たな時代の伝統へと進化していくのです。。
10月21日(土)お下り
13時より、熊野神社にて神事。相撲の広場にて、「豊年太鼓」の奉納。
神事終了後、下宮までシャギリの行列。途中、真光寺下にて、「豊年太鼓」お披露目。
下宮到着後、神事。「豊年太鼓」の奉納。
10月22日(日)お上り
10時より、下宮にて神事。「豊年太鼓」の奉納。
神事終了後、熊野神社までシャギリの行列。途中、真光寺下にて、「豊年太鼓」お披露目。
熊野神社到着後、神事。「豊年太鼓」の奉納。
13時より、熊野神社広場にて、奉納相撲・土俵入り。
変化し続ける雪浦の伝統をご覧ください。