6月29日の朝・・・・
「今朝、また ウミガメの足跡があったよ!!・・・・」との、渡辺督郎さんからの電話。
なんと今年二回目です。
総合の学習でアカウミガメの学習を始めた5・6年生が、さっそく足跡を確認しに行きました。
ありました!! わかりますか? 壁に当たりながら、いくつもの弧を描いている足跡。
産む場所を探して、歩き回ったのでしょうか・・・・
そして、このくぼみがあって、そこからは、真っ直ぐに海に向かって足跡が伸びています。
どうやら、このくぼみが産卵場所のようです。産卵後は、迷いもせずに、真っ直ぐに海に帰っていったようです。
この足跡、昨日はなくて、今朝はあったというので、浜にやってきたのは、28日の深夜か29日の早朝でしょう!!
美しい雪浦の海です。
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さあ・・・どうしましょう・・・・・・とりあえず、産卵しているか確かめてみることにしました。
夕方5時から掘り起こしてみることにしました。
5時です。 みんな 集まりだしました。 さあ、作業開始です。
少し凹んで、足跡が深いところ、ここかな・・・と思うところを、どんどん掘っていきます。
前雪浦小学校の川口校長先生も、駆けつけてくれています。みんなの期待はどんどん膨らんでいきます。
掘っては、よけて・・・掘っては、よけて・・・渡辺督郎さんと秀一郎さんの絶妙な穴掘り連携プレー!!
でも、掘っても・・・掘っても・・・・出てこない・・・・
いくら掘っても、出てこない。ちょっと位置をずらしてみても・・・やっぱりない。
「ないのかね・・・・」 みんながあきらめた時でした。
「あった!!」・・・・思っていた場所よりも、少しだけ手前でした。
集まった25名ほどの歓声が雪浦の浜いっぱいに響きました。 ピンポン玉くらいの卵です。からは、薄いプラスティックのような感じ。
本当によかった!! 嬉しいです。
みんなで、大事に埋めて、流木で囲みました。
55日くらいで孵化です。雪浦の浜は、みんなの喜びで溢れていました。