小学4年生の社会科では、「暮らしの中に伝わる願い」という学習で、昔の道具を調べていくことで、昔の人の願いや思いを考えていきます。
今年、雪浦小学校では、地域の郷土史家、林吉行さんの家に伺い、たくさんの昔の道具をみせていただきました。
7人の4年生、目の前に並んだ珍しい道具に釘付けです。
これは、弁当箱。特別な時に使ったものだそうです。
昔の秤や、アイロン、電話、ガスランプ・・・
実際に使い方を教えていただきました。歴史民族資料館では、このように触ることはできません。
貴重な道具を、触って、使ってみて、子どもたちも、昔の道具の実体験をすることができて、本当に幸せです。
これは、茶釜。新茶を入れたそうです。
洗濯板とたらい。
七輪。
お米を量るます。いろんな大きさがあります。
羽釜。
足踏みミシン。これも、全員ペダルを踏んで、ミシンを動かしました。思ったより、スムーズに踏むことができました。
最後は、自在かぎのある囲炉裏の周りで、質問タイム。
林さんの昔の話を聞きながら、昔は、今と比べると便利ではなく、時間もかかったけれど、暖かくゆっくりとした時間が流れていたことを感じたようでした。
雪浦地区は、多くの地域の方が、学校の教育に関わってくださっています。子供たちは、地域の中で、しっかりと学んでいます。