雪浦の浜に、今年三回目のアカウミガメの産卵です!!
7月16日の朝。「また、産んだみたい」との第一報。
これは、浜に残された、ウミガメの足跡。
今回は、大分波打ち際に近いところ。心配しながら、台風の去った18日に掘り起こしてみることにしました。
この日は、県魚連も合同の大掛かりな浜掃除の日。
雪浦地元からも合わせて、三百人ほどの人が集まり、浜はすっかり美しくなりました。浜掃除のあと、早速掘り始めました。
浜は、たくさんの人で賑わっています。何事が始まったかと、どんどん人が集まってきました。
三回目ともなると、もう掘る作業もベテランの域に入っています。
掘り出してまもなく、出てきました!!
卵は、移し替えるときに、上下がそのままになるようにしなければなりません。既に、卵の中では、発生が進んでいるためです。
卵の上にマジックで印をつけながら、一旦箱に移します。
卵の数は、全部で131個。途中、傷つけてしまったものがあったため、無事だった129個の卵を移します。
堤防に近い、できるだけ安全だと思う場所に、穴を掘って一つ一つ大事に移します。
長崎からのサーファーの皆さんが、手伝ってくれました。サーファーのみなさんは、定期的に雪浦の浜を清掃してくれています。ありがとうございます
彼らの話では、数日前に、沖で、頭を出して泳いでいるウミガメらしきものを見たそうです。すごいですね
40センチくらい掘った穴に、上下を気をつけながら、入れていきます。
綺麗に入りましたよ 大事に、そっと砂をかけます。
さあ、あたらしいお家ができました
流木で囲って・・・・
記念撮影。「ウミガメ見守り隊」です
前回までの二箇所には、雪浦小学校の子供たちが、立派な柵を作ってくれました。
「・・・・・・・ウミガメが産卵しました。どうぞ、あたたかく見守ってください。」
約50日で、卵から出てきます。赤ちゃんウミガメに会いたいよ みんな、まっているからね
ウミガメさん。雪浦の浜に、帰ってきてくれてありがとう